宅配ボックスのセキュリティについて 2018.06.22

フルタイムシステムは、宅配ボックスのパイオニアとして創業当時よりお客様のお荷物の安全を第一に考え、事前登録制を用いたコンピュータ式の宅配ボックスを製造、販売、管理しております。

昨年、宅配クライシスが社会問題化し、「宅配ボックス」「宅配ロッカー」というキーワードは広く一般的に認知されるようになり、いまや当たり前の住宅設備として、物流を支える重要なインフラとして暮らしの中に浸透しています。同時に多種多様な宅配ボックスが登場しています。宅配ボックスの種類が増え、弊社のセキュリティ設計とは異なる宅配ボックスの種類もあり、集合住宅のポストや宅配ボックスが荒らされ、中の荷物が第三者に盗難されるという事件が取りざたされています。
当社で調査を行ったところ、今回被害が相次いでいるのは、暗証番号をその都度、設定するタイプのダイヤル式(機械式)宅配ボックスだということが判明しました。

宅配ボックスは大きく分けて「ダイヤル式(機械式)」と「コンピュータ式」の2種類に分類されます。
「ダイヤル式(機械式)」と「コンピュータ式」には、それぞれ特徴があり、操作方法も大きく異なります。

・ダイヤル式(機械式):宅配業者が暗証番号をその都度設定します。ご利用者様は、「不在連絡票」に記された暗証番号をみて扉を開けます。
・コンピュータ式:管理者などが部屋ごとに暗証番号を設定します。ご利用者様は、その番号を元に扉を開けます。

当社がご提供する宅配ボックスは、後者の「コンピュータ式」宅配ボックスです。
暗証番号は事前に設定しておくため、不在連絡票から第三者に暗証番号を盗み見られる心配はなく、宅配ボックスの取り出し履歴も管理できるため、盗難などの犯罪を抑止することができます。

フルタイムシステムは、宅配ボックスのリーディングカンパニーとして、お客様の声、ニーズに常に向き合い、安心、安全、快適なサービスを、これからも開発、展開してまいります。