埼玉県の「道の駅・庄和」に、「はこぽす」を設置 2016.10.24
「はこぽす」は、日本郵便株式会社が設置する宅配ロッカーで、ゆうパックとして発送される荷物を受取ったり、差し出すことができるサービスです。首都圏の郵便局等で見かける機会が増えていますが、今回、全国に先駆け「道の駅」にも設置されました。
インターネット通販の拡大に伴い、近年、宅配便の取り扱い個数が急激に増加しています。しかしながら、宅配を担うドライバーの人員不足も深刻。宅配物の2割が再配達になっているという現実もあり、国としては再配達削減を重要な課題と位置づけています。
都心部では鉄道の駅や大型ショッピングモールなどで宅配ロッカーの設置が進んでいますが、「道の駅」が「受取場所」として活用される例は珍しく、注目を集めています。
地域の拠点である「道の駅」に設置することで、地方部での再配達削減を実現できるかどうか、官民連携で行われる実証実験に、フルタイムシステムとしても全面的に協力して参ります。
《実証実験概要》
実験期間:平成28年10月24日(月)〜平成30年3月末(予定)
実施箇所:道の駅「庄和」(埼玉県春日部市)
実施主体:駅の道を活用した再配達削減社会実験協議会
(有識者、宅配事業者、自治体、関係団体、関東地方整備局、関東運輸局)
★「道の駅」とは…
国土交通省により登録された、駐車場や休憩施設などが一体となった道路施設。休憩や情報発信、地域連携の機能を持ちます。2016年10月7日現在、全国に1107カ所が登録されています。(国土交通省ホームページより)
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